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競技用鞭(スポーツウィップ)製作販売店
私の生き筋
「好きなことを仕事にしちゃいけない」てゆうことについての、
麗奈的解釈ってのは

・まず好きなことだから好きなようにしたいのに、
オーダーなどでは自分の思うようにできないことがあるから。とか
・量産しなくちゃならない場合などに、
自分の手を離れて、他人が作ったものを自分の作品、としなくてはならなくなるから。とか
・やりすぎて好きじゃなくなっちゃうから

とかだと思ってたんですよ。

そしたらとあるおともらちが、それもあるかもだけれど
それだけじゃないんだよ。と
真面目なお話をしてくれました。

好きなことを趣味の範囲内で済ませておけなくなった人は幸せです。
そりゃ自分の好きなこと仕事になって食っていけるなら、それ以上の幸せなことはないですからね、と。
でもそれで食っていけない場合は?家族があって、迷惑をかける場合は?
借金がどうとか、時間がどうとか、そんなことは問題じゃなくなる。
障害になるものがあるから、と、その道を諦められますか?となりますよね。
無理なことなんですよね、それはその人の『生き筋』になってしまっているのだから。

たった一度の人生で、好きなことに、夢中になれることに出会えたなら、それはとても素晴らしいこと。
職人になると、常に上を目指します。
自身の生み出すものに満足できるものがあっても欲求は尽きず、
きっと死ぬまで納得できずに作り続けるでしょう。
その人は死んでも、作り続けたいのかもしれない。
その人が死んでも、その気持ちなんて誰にもわからない。
だってそれはその人の生き筋であり、その人自身なのだから。

ただ好きなだけなら、趣味の範囲でとどめなさい、と。
家族や自分の生活に支障の出ない範囲内で楽しみなさい…と。




そうなんですよね、もう後戻りはできないんですよ。
一度鞭を作ってしまったら、作らずにはいられないんですよ。

振りたいから、好きな鞭を。
お金があるんだから、いくらでも既存の海外製の良い鞭を買うことはできますよね。
でも、そうじゃないんですよ。

いくら良い鞭を買ってきて並べても、
麗奈は満足できないんですよ。

自分で作りたいんです。
自身で作った鞭を振りたいのです。
自分の納得できる鞭を作りたいのです。
納得のできる鞭を作る技術が欲しいのです。
技術は買えるものではないし、
売ってるマニュアルを買ってきたサル真似も嫌なんです。
自分自身で磨き、辿り着くものでないと意味がない。
そうしてできるものはきっと私の「自信」になる。
私の人生の一部となる。

その意欲はきっと永遠で、
生涯『完璧』な鞭なんて出来上がらないと思います。
でも、幸せなんです。

試行錯誤して鞭を作っては振り、
振っては作り、その用途に合わせた鞭の研究をしている自分が好きなんですよね。
なんて、まだまだまだ全然たいしたことのできない麗奈なので
もっと、もっと、と叫んでいる自分がいます。
本当は「職人」だなんて言っちゃいけないよな自分。とも思っています。
でも「麗奈さんの鞭、好きです」と言ってくれる人がいると
すごく嬉しいんです。
だって自分の大好きな鞭を、良いって言ってくれるんですもの。
自分で作り出した、自分自身を褒められるのと同じなんですよ。

父上の職人の血が濃いのでしょうねw

鞭だけでなく、やはり人生の中で楽しいことは
「出会い」ですよね。
色んな人がいて、色んな考え方、生き方がある。
出会うはずのないような人と出会え、
触れ合うことができるのって
ネット環境が当たり前のこの時代だから、
それと、常に人は人を求めているから。

触れ合うことで刺激され、考え、吸収したり、
勉強させられたり、嬉しかったり、悲しかったり・・・

もっともっとたくさんの出会いが待っているのかと思うと、
ワクワクしますよね♪
日本だけでなく、世界に出て、歴史や文化の違う民族と
触れ合うのもまた面白いでしょうね♪


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【2008/11/01 06:34】 麗奈のひとり言 | トラックバック(-) | コメント(-) | Page top↑
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