
10ft、6ptでのオーダーのムチで
重めで作ると和鞭『静』のように
ムチ先が簡単に音速を超えてしまうようなムチになる。
自社製のフォールだと、
1クラッキングでフォールがすぐに切れてしまいます゚(゚ノ∀`゚)゚。
現在はこのタイプの重さと威力のあるムチのフォール部分には
マーフィー社製のフォールをつけています。
茶と白しかないので、黒く染めて使用しています。

残念ながら、国内でこのフォールの強度に匹敵する革ってなかなかないんですよね~・・・
強度があっても薄すぎてバランスが悪かったり、
逆に太さがありすぎて、漉くと強度がなくなってしまうモノ。
麗奈はムチを作る際に
本や海外のサイトなどを全く見ずに
芯からオリジナルでムチを作ってきました。
これからもまだまだ自分のムチの未熟な点を改良し、
オリジナルの技法でムチを作り続け
日本にはないウィップクラッキングの歴史を作っていくメンバーの一人として
「これがメイドインジャパンだぁ~ヽ(´∀`)ノ  ̄~~~ピシッ!!」
というムチをいずれ海外に持っていけるようになりたいな。
て思ってます。
・・・であれば、やぱ材料も国内産のものでいきたいですもんね~!?
しかしこないだ刀の柄を巻く職人さんのお話を聞いていて
「もう1000年も前から、柄に使う鮫革(エイの皮)はずっと輸入物です。
とはっきり言っていたのにビックリ!
日本の伝統である和刀も、輸入物に頼っている現実があったとはΣ(´Д`lll)
ま、何を使っても
良いモノを作れば良し!ってことですかね?(゚∀゚)
何度作っても思うのだけれど、
ムチって要は全てのバランス。
持った時、振った時、鳴らした時、
良いムチは本当に振ってて飽きないし、楽しい。
いつもいつも良いムチが作れるよう、
誰が振っても「良い」と思えるムチが作れるよう
日々精進!作業がむばりまぁ~すヽ(´∀`)ノ
