
このタイプの鞭は
現在HPのトップ画面にも使用している
以前NHKの「アインシュタインの眼」という番組の
音速を超える鞭先の実験に使用するために作成したものでした。
テーマはもちろん「和」で、
日本ならではのムチ。というのを作りたくて
撮影時に使用するパフォーマーの方と
試行錯誤しながら考案したムチです。
名づけ親は麗奈で、
FSSの静(Ssizz)というファティマ(時、町、京との日本人タイプ4姉妹)から
名づけました(笑)
でも呼び名は「しずか」と呼んでいます。
・・・音はメチャクチャでかいのですが、「静」なんです


今回この静タイプのムチの制作依頼が数本きていて
初期のオリジナルタイプのものは
ハンドルエンドに金色の金具とアルミパーツを使用しているのですが
以後はハンドルエンドはアルミパーツのみです。
そして今回は新たにアルミパーツを削り出しで
注文して作成しました。

LOVING CIRCUSオリジナルハンドルエンドパーツができちゃいました♪
本当はステンレスの方が傷つきにくいし、
丈夫なので良いのですが
キーパー部分にステンレスの金具を使用できないんです。
ステンレス重いのでムチのバランスがとれなくなっちゃって、
合わせてハンドルの重心をいじろうと思うと
恐ろしく重たいムチになっちゃうからです。
なのでアルミパーツで作成しています。
そしてず~~~っと課題だったフォールの問題!
やっと良い素材に出会えました。
国産の革ではなかなか先端が音速を超えるレベルの
クラッキングの威力に耐えられる革が見つからなかったんですよね。
んで、ロングタイプの威力のあるムチには海外製のフォールを使用していたのですが
やっと「細くしても強くてしっとりしてて重くてしなる革」をゲット

まぁ、詳細は書きませんが
嬉しいのです。
こうやって自分で探して見つけた喜びって
本当に嬉しい!(と言っても、周りの方の協力あってのことです全て。感謝しています)
ムチ作ってて良かったな。楽しいなぁ~~って思える瞬間です。
さてここで一句。
春風の
やわらかきをさく
静の音
・・・麗奈俳句のセンスはないので
春風や、としたかったけども「やわらかき」という単語を続けたかったので
や、がかぶるかと「春風の」にしたので切れのない俳句になりましたが
状況としては
新パーツをつけた静ができたぁ~!と、ほくほくでお外に出て
やわらかく暖かい春風の中試しぶりをしたら
なんともキレのある良い音で空を裂いた(咲いた。ともかけたかったんだけど。汗)ので
静の出来が、また新たに道(切ったのは空だけど)を切り開いてくれたようで気持ちいい。
というような気持ちをのせて詠んでみました。
いちいち説明すんなって?(笑)
さて、明日は柴原体育館で関西の7回目の合同練習会です。
日時: 6月11日(土) 13:00~17:00
場所: 柴原体育館 第1競技場
そして明後日は関西のケーブルテレビの番組の出演依頼がきてて
撮影があります。
ので、その準備と今日の作業をがむばりまぁ~す!